
スマホに装着できるAIレコーダー「PLAUD NOTE」を買ってみた!

「いまの話、メモしておけばよかった…」そんな後悔をなくしたくて最新のAIボイスレコーダーPLAUD NOTEを購入してみました。
ただの録音だけならスマホで十分ですが、PLAUD NOTE は会話の内容をAIが自動で文字起こしから要約までしてくれる優れもの。

実際に使ってみると想像以上に便利で持っていて損はない!と感じました。
そこで今回は、私が感じた魅力や気になった点をレビューしていきます。


PLAUD NOTEレビュー




付属品やスペックは、以下のとおりです。
付属品一覧
- 取扱説明書
- PLAUD NOTE本体
- 専用のMagSafeケース
- USB Type-A to C アダプタ
- ※マグネットリングも同梱されていました!
本体スペック
PLAUD NOTE | |
寸法 | 85.6mm*54.1mm*2.99mm |
---|---|
重量 | 29.5g |
内蔵マイク | MEMS*2&VCS*1 |
フル充電時間 | 2時間 |
バッテリー容量 | 400mAh |
ストレージ | 64G |
カラー | シルバー スターライト |
価格 | ¥27,500 |
常に持ち歩ける薄型・軽量デザイン




カラーは無難にブラックを選んだのですが、実際に手にしてみると“真っ黒”というよりは少し柔らかみのあるマットグレーのような色味。落ち着いた印象で、指紋や汚れも目立ちにくいです。
サイズ感は手のひらに収まるほどのコンパクトさで、ポケットや小さなポーチにそのまま入れて持ち歩けます。「いかにも録音機」というゴツさがなくかなりスマート。ビジネスでも普段使いでも違和感のなく使えるデザインです。



クレジットカード3枚分ほどの厚みで、思わず「薄っ!軽っ!」と声が出るレベルの薄型!
MagSafe対応ケース付き


さらにMagSafe対応ケースが付属しているので、iPhoneの背面に貼り付けて一緒に持ち歩くこともできます。スマホと重ねて持ち運べば「録音したい時にすぐ使える」ので、荷物を増やしたくない人にもぴったりです。
付属のケースはブラックのみですが、ほかのカラーは別途購入できるようです。



携帯ケースに合わせてカラーを変えてみるのもいいかも♩
\ 全4色あります /


通話も録音できる




PLAUD NOTEには、2種類の録音モードが搭載されています。
- 通常録音モード
- 打ち合わせや講義など周囲の会話を録音できるので、議事録作成や勉強の振り返りに役立ちます。
- 通話録音モード
- スピーカーに切り替えることなく、通話中の自分と相手の声をそのまま録音できるので、突然の電話でも慌てずに内容を記録できます。



どちらのモードも音声が鮮明で、後から聞き返しても内容をバッチリ確認できました!
また、操作方法はいたってシンプルで電源ボタンを長押しで録音開始、モードの切り替えはスライドスイッチで行うことができます。
こうした録音機能は仕事や日常のメモとして便利なだけでなく、自分を守るための証拠としても活用できるので、電話での言った言わないを避けたいときや、ハラスメントやDVといった場面で「記録があること」そのものが安心感につながるんではないかなとも思いました。
録音後も活躍する多彩なAI機能




PLAUD NOTEの大きな特徴である、録音後の文字起こし機能と要約機能。
早速7分程度の通話録音を生成してみたところ、文字起こしは30秒ほどで完了。同時に要約やマインドマップまで自動で作成され、すべて終わるのにかかった時間はおよそ1分ほどでした。



一瞬とはいかないものの、この速さなら十分実用的!
- 話者識別
- 会話が複数人でも、発言者ごとに分けて整理される。
- 翻訳機能
- 112言語に対応し、文字起こしした内容をそのまま翻訳可能。
- スマートオーディオトリミング
- 無音や不要な間を自動でカット。
- 長時間録音&大容量ストレージ
- 連続録音は最大30時間なので、長時間利用にも安心。
などさまざまな機能が搭載されていました。まだフル活用できていませんが、単なる録音機器ではなく「記録した内容をどう活かすか」まで考えられている点が印象的でした。
気になったところ
気になったところは下記の2点。
- 文字起こしが完全ではない
- AI機能使用に時間制限がある
文字起こしが完全ではない
クリニック名や個人名といった固有名詞や、発音が聞き取りにくかったり声が重なった場面では多少誤りが見られました。細部まで完璧に残したい場合には修正が必要になりそうです。
AI機能使用に時間制限がある
無料プランで使えるAI機能は月300分(約5時間)までに限られていて、この時間を超えると文字起こしや要約といった機能は利用できなくなります。短い通話を残す程度なら十分ですが、会議や長めの打ち合わせを頻繁に記録する場合には物足りなさを感じるかもしれません。
まとめ
とはいえ、日常のちょっとしたメモから仕事や学習まで幅広く役立つ点は単なる録音機を超えた存在だと感じました。
細かな修正が必要なところは、今後のアップデートで改善されていくと期待できるので更なる進化も楽しみです。

